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巨人・菅野、ベストナイン選出

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巨人の菅野智之投手(28)が3年ぶり2度目のベストナインを受賞し、巨人の、選手から唯一選出された。

今シーズンは17勝5敗、防御率1・59と文句の付けようがない成績で最多勝最優秀防御率のタイトルを獲得。

これに加え沢村賞にゴールデン・グラブ賞など、合計で7冠を達成した。

 今思い返せば、菅野の快進撃は開幕直後から始まっていた。4月4日のDeNA戦を7回1失点で勝ち投手になるとそこから勝ち負けつかない試合を挟み4連勝。しかもその内容はプロ野球界を大きく騒がせた3戦連続完封勝利だった。さらに菅野は中盤以降12試合で10勝1敗、合計自責点6という驚異的な成績を残した。

1年を通して安定した成績を残し、3月のWBCでフル回転したとは思えないタフさだった。

一体何故、今年はこんなに素晴らしい成績だったのか。今年のプロ野球WBCに参加した選手の不調が目立った。

野手で言えばヤクルトの山田哲人に日ハムの中田翔日本シリーズ進出を果たしたDeNAの筒香嘉智などの状態がなかなか上がらず、投手で言えば千葉ロッテの石川歩も昨シーズンは14勝5敗だったのに対し今シーズンは3勝11敗という散々な結果だった。もちろんこれは肉体的な疲労だけではない。野手はメジャー主流の手元で動く球に対応しようとして日本の大きく変化する投球に合わなくなる。投手はボールの大きさや縫い目の位置などの違い。このほんの少しのことが選手の不調を招くのだ。それだけWBCの出場選手に掛かる負担は大きい。しかし菅野は違った。ファンの予想を良い方向に裏切る大活躍。当然、疲れやボールの変化に対応する苦労もあっただろう。だが菅野はそれを見越し、食事・睡眠・入浴に細心の注意を払う徹底した体調管理で状態を維持した。簡単そうに見えて難しい、毎日の積み重ねが今年の菅野の真骨頂なのだ。野球というのはとても繊細なスポーツで少しの事が大きなスランプを招く。そのような危機と隣り合わせの国際大会を乗り切り、過去最高の結果を残した菅野は言うまでもなくプロの中のプロだ。

  私は生粋の巨人ファンだが、今シーズンの菅野を見ていると

「味方で良かった……」

そう強く思う。情けない話だが今の巨人打線に菅野を攻略出来る気がしない。

今年の菅野はとにかくすごかった。それは言葉に言い表せないなさものである。

来季、菅野は選手会長に就任する。

目指すは当然優勝。そして、入団以来経験の無い日本一も目指す。周りからの期待や自分自身に掛かるプレッシャーは計り知れないだろう。それでも私は来季も今年と同じくらい、否、それ以上のピッチングをしてくれると期待している。

何故なら今の菅野にはそれが出来るポテンシャルがあるからだ。ペナントレース優勝、そして日本一。簡単な事では無い。しかし、私は成し遂げてくれると信じている。来シーズンこそ巨人がチーム一丸となって優勝してくれる事を祈っている。そして、菅野の活躍を願っている。